ストーリー
30年前、冬に咲く小さな花から通称「ミモザの島」と呼ばれる島沿岸の海で、1人の若い女性が謎の死を遂げた。愛する母を失った喪失感から抜け出せないアントワンは、真相を突き止めようとするが、なぜか家族は母の死についてかたくなに口を閉ざしていた。
胸糞悪いと言うか後味は悪い作品。
ストーリーが酷い、作りがダメではなくて作品としては好きでした。
ですがストーリーがねぇもう「そんなぁ〜〜〜〜〜〜」とやるせないどうしようもない気持ちになるんですよ。
いやでも、これで良かったんだろう、謎が解けたし。
祖母に対して「ひっでぇな」と言う気持ちです。
孫たちが大人になったら話して、きっと途中で孫達にキレられるので
その後は何年も何年も手紙で孫達に、祖母自身から心からの謝罪の言葉があれば違っただろうにと思いましたね。
都合の悪い事は墓場まで持って行ったんですね。
でもその仕打ちですよね、死人に口なしで重荷を背負わせられてた当時の家政婦から打ち明けられるとは。
そりゃもうあの場で重荷を手放さないといつ言う機会があるよ?と言った感じです。
やった事は必ず自分に返ってくる。
墓場までと、ひた隠しにする方だって結構疲れたでしょうね。
隠し通す姿勢が、罪の気持ちが無かった事の表れで、大変悲しいですね。