老人ホームに潜入した“おじいさんスパイ”が見た真実を映し出すドキュメンタリー
ストーリー
「80~90歳のスパイ募集」という不思議な求人に応募して選ばれたのは83歳のおじいさん・セルヒオ。彼の任務はとある老人ホームの入居者への虐待疑惑を調べること。携帯電話の扱いさえ不慣れなセルヒオは、眼鏡型の隠しカメラを使って何とか調査を行うが…。
心が温まる良いものを見られました。
セルヒオさん、傾聴が大変お上手で
このかたはきっとお母様やご親族が同じようによく話を聞いて
まずは推定した上で意見を言ってくれていたのでしょうね。
家族の写真を見た女性、急に記憶を取り戻したかのように見えました。
とてもいきいきしていて、殆どの人はやはり孤独が一番辛いのだと感じましたね。
同時に私は孤独耐性が強いんだなぁと悲しくも思いました。
認知症で他人のものを盗んでしまう女性がいたけれど
この作品はそんな人を悪人に映らないように撮られていて
監督の愛情を感じました。
この監督の作品、他にも観てみたいです。