Porte Bonheur

珈琲や美味しいもの、建築やデザインなど好きなものだけ。映画ブログではないつもり

映画:オリーブの林をぬけて

ストーリー
そして人生はつづく』の1シーンに登場した、地震の数日後に結婚した若夫婦。だが、実際に夫役を演じた青年は、以前妻役の女性にプロポーズをして断られていた。2人の過去を知ったキアロスタミ監督は、このエピソードをもとに映画を作ることを決意する。

 

 

 

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オリーブの林をぬけて

 

 

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いや〜、文化の違いっていつも興味深いですね。

「字が読めるからきっと良い母親になるだろう、だから結婚したい」

で交際もしていないしろくに会話した事もないのに求婚するって凄い。

 

結婚を約束して初めて、交際となる文化なのだろうけど

相手が勘違い野郎だったら、これは大変な土地だなぁ。

追いかけ回されるんだもの「君を幸せにしたいんだ」と。

 

日本人からしたら、ろくに会話した事もない人から

「僕なら君にあんな口調で命令しないし、結婚したら僕がお茶も入れるし街で食材も調達してくるよ。勉強したかったらずっとしてていい。この家も君と住むためなら工事をする。工事は二度としない土地買ったけどする時は君の為だ。

工事の日給は○○で月給にすると医者より良い」

とか言われたら通報されて接近禁止令だわ。

 

何も返答がもらえないと「君の心は氷で出来てるのか?美人だから鼻にかけてるのか?君以外にもかわいい子はいるんだ」なんて言っておいて

数分後にまた追いかけて行くって、どうなんだそれ。

 

ホセインはタヘレから良い返事がもらえたのか?

最後の音楽と、そこに立ち尽くす間もなく引き返してきた事からそう推測。

ただ貶された後でよく良い返事がもらえたな〜と思う。

きっとそう言うのをタヘレは「可愛い、憎めない人」と思える女性だったのかも。

 

確固たるものがあるラストではなかったけれどキアロスタミだからこれでいいんです。

同じ撮影風景ばかり流されて疲れるわ・・・と思ってしまったら

見ているのが辛いかもしれないけど、私はこの作品も好きでした。

アッバス・キアロスタミ監督の作品、今のところ多分ファンかも。

9月19日にこのブログを書いていますが、これが今月50本目でした。

プロフィール


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それを眺めてホッコリしてくれる人がたら良いなぁ。

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