ストーリー
1990年、イラン北部で起きた大地震は、1987年に製作された映画『友だちのうちはどこ?』を撮影した村とそこに住む人々にも容赦なく襲いかかった。地震後、映画監督のキアロスタミは映画に出演した兄弟の安否を確認するため、息子を連れて被災地へ向かい…。
U-NEXTの"ここがポイント"より
『撮影は地震から半年後に実際の被災地で行われ、映画内での監督役には当時イランの経済庁で働いていた男が抜擢された。』
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もう一度ババクを見たかったな〜。
成長したババクの姿を見たかった。
けれど兄弟の歩く姿がそこにあったので、生きているようで良かったです。
地震で親族を亡くしても結婚式、サッカー観戦はする。
辛い事とは別に、辛い事があったからこそ楽しくなれる時間を大切にするのだろうなぁ。
結婚式だってしないとまた地震がきて愛する人と入籍できないかもしれない。
しかし監督の子供への質問がキツかったなぁ。
弟と妹が亡くなったと、小学生くらいの子が話しているのに
詳しく聞かせて、と言うし
サッカー中継を楽しみにしている青年に
「身内が死んだのにサッカーが見たい?」と聞くし。
監督として取材だろうし、興味深いからそう言う質問をしたくなるのは分かるけれど。
今回もアッバス・キアロスタミ作品の味のある作品でした。
何も起こらない、ただそこにいる人達の心の動きや
流れる時を捉えた作品。
とりあえずAmazon Prime期間終了前にコケール・トリロジーと言われている
「オリーブの林をぬけて」まで見たい。