ストーリー
2005年、住宅バブルに沸くアメリカ。個性的な金融トレーダーのマイケルは、信用度の低いサブプライムローンがいずれ破綻することを見抜き、その時に巨額の保険金が下りる契約を投資銀行と結ぶ。さらに、銀行家のジャレッドたちも破綻の兆候に気付き…。
U-NEXTで90日以内に配信終了の予定はありません
これは少しでも投資の知識があると見やすい作品ですね。
と言ってもさまざまな種類があるので、CDOを知らないと
置いていかれるかも。
私は詳しくないので一時停止して調べながら見ました。
(気になる事を放置できないタイプなので)
どえらいものを見せられたぞ!と言う感想。
みずほ銀行の1円で61万株売り事件どころの規模ではないです。
自分が儲かると言う事は物凄い数の会社が倒産し、
何百万人もの人達が失業し家も失うと言う事だと考える事があるんだな、そう言う人もいるんだ〜とちょっとホッとしました。
実際のマーク・バウムさんがそう言う人なのかは存じ上げませんけど。
この作品は俳優が突然カメラ目線で語りかけてきたり
本人役で色んな人が説明役として出演なさっているのが面白かったです。
シェフ(作家でフードジャーナリストでもある)の
アンソニー・ボーデンさんが素敵でした。
この作品の2年後にお亡くなりになられたようです。
人前で笑顔が素敵な人ほど、誰にも悩みを打ち明けない
自分のイメージを崩せない人が多いように思います。
アンソニーさんはホテルでバスローブの紐で自殺されたようです。
悩みがどんなに苦しかっただろうと考えると胸が締め付けられます。
見おえても色々と頭が付いていかないので
また読み返した時に絶対、気になるであろう事のリンクは
自分のために貼っておこう。
決して見せしめの為ではありません。
Steve Eisman - Wikipedia (マーク・バウム)
Greg Lippmann - Wikipedia (Jared Bennettのモデル)
Ben Rickert(実際はBen Hockett)さんについてはよく分からず。
ソロモン・ブラザーズ - Wikipedia ルイス・ラニエリ
CDOの替看板商品bespoke tranche opportunityについて
2008年の金融危機で刑務所に入れられた唯一のウォール街の銀行家