Porte Bonheur

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映画:チップス先生さようなら(1939)

ストーリー
イギリスの全寮制寄宿学校に赴任してきた新任教師のチッピングは堅物で融通が利かず、生徒からの評判も悪い。しかし、聡明な女性・キャサリンと出会って結婚したことを機に柔軟な人柄に。みんなからも好かれる存在へと変貌していくのだが…。

 

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Rチャンネルで所々目を離しながらしか鑑賞できませんでしたが良い物語でした。

 

教え子の子供をまた教えるって素敵だなぁ。

家族が信頼する先生なら、子供も初対面でも先生に対する印象は良くなって

交流しやすくなりますね。

しかし孫の代まで教えるって凄いなぁ。

所々クスッと笑える場面が結構あって、淡々としているのに

チップス先生のおかげで作品に深みがあり大変楽しめました。

 

良い作品だったなぁ。

モノクロなのに、一度見たのに忘れた頃にまた見たいと思う作品でした。

最初の作品が良いと、他の監督が後に映画化しても評価が下がる事が多いのに

この作品は1936年と同じように1969年のハーバート・ロス監督作品も

とても高評価で、物語のもつ力を感じますね。

 

ピーター・オトゥールさんトロイにも出演なさっているようで

風貌がだいぶ違って、さすが役者だな〜なんて思ったり。

チップス先生の64年間を一人で演じたとは、若さと歳を重ねた人間の空気感

どちらも完璧に演じておられ同一と知って驚きました。

若い頃の恋愛をしたときのチッピングが真面目すぎ、恋に不器用すぎ、

だけど列車は走り出して今しかないから「あの・・・僕たち結婚しなくちゃ」って

列車を言うかけながら言うのが堪らなく愛おしかったです。

 

 

チップス先生にはモデルとなった方がお二人いらっしゃって

お一人は原作者のお父様、ジョン・ヒルトンさんなんですね。

 

 

 

 

 

 

いや〜良い作品に出会えてお腹いっぱい、と言った感じです。

プロフィール


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