U-NEXTより:人種差別を乗り越えて愛し合う若者と、娘の両親が抱く困惑と葛藤を描いた社会派ドラマ
ストーリー
新聞社を経営し、リベラリストを自負しているマッドとその妻・クリスチーナ。ある日、愛娘のジョーイが婚約者として、アフリカ系医師の青年・ジョンを連れてくる。マッドは人種差別反対派だったが、娘の婚約者を前にして複雑な思いをいだかざるを得なかった。
ここがポイント!
1968年のアカデミー賞で10部門にノミネートされ、主演女優賞と脚本賞を受賞している。またスペンサー・トレイシーの遺作となった。
U-NEXTで2022年12月31日 23:59まで配信
リベラルだと思いそう信じていた自分自身に手のひら返しをしてしまった両親、特に父は限られた時間でよく時分を落ち着かせる事ができたなぁと思う。
親友である司教の存在、そして相手の両親それぞれと対話の機会があったのが良かった。
恋愛はおおよそ自由なのに、結婚となると二人の気持ちを無視してしまうのは何故なのでしょう・・・。
愛だけではやっていけないと言いますが、お相手のジョンは有名な医師なのだから
金銭的な心配はなく、申し分ないと思うのだけど。
州によっては違う人種との結婚は違法だったり、沢山苦しみながらも立ち向かい行動をしてくれた人々のおかげで今があるのだと改めて感じます。
それでもまだ黒人というだけで差別をする人間が存在することが悲しいです。
終盤のジョーイの父マットによる話がとても良かったです。
ティリーも徐々に変わっていくでしょう。
良い作品に出会えて感謝。