ストーリー
1959年、オーストラリアは大きな変化の時を迎えていた。高校卒業を間近に控えた内気な女の子・リサは、シドニーの名門・グッズ百貨店のドレス売り場でアルバイトを始める。そこで出会った魅力あふれる女性たちが、リサの人生を大きく変えることに。
まぁなんてあたたかい作品なのでしょう。
何か大きな見所というような箇所はないのですが
それぞれが主役で、みんなあたたかい。
マグダの愛が素晴らしく、またマグダの愛に嫉妬しないリサの母も素晴らしい人間でした。
最後に「卒業した後は何になるの?」と言うマグダの聞き方に
ブワっと涙が押し寄せました。
愛たっぷりで、問いと言うより愛で包み込むようで。
この時代、移民には偏見があった時代なんですね。
この作品ではそこまで差別的に描かれていませんでしたが。
リサを通してみんなとマグダの距離が近くなり
フェイもマグダへの考えは変わったようですし
やはり人は偏見があるなら尚更、実際に交流してみないとねと改めて思えた作品でした。
いや〜あたたかい作品でした。