ストーリー
わずか8歳で母国・バングラデシュを追われたファヒム。母親と引き離され、父親と2人でたどり着いたのはフランス・パリだった。故郷でチェスの天才と呼ばれていたファヒムは、フランスのチェスのトップコーチ・シルヴァンと出会い、信頼関係を築いていくが…。
おぉ〜〜、ありえないくらい運の良いとも言える人ですが
周りの協力が得られたのは、彼の実力が抜きん出ていたからでしょう。
彼が”何も”持たざる人だったなら父は強制送還、今頃里親を転々としていたかもしれません。
彼は幸せに近づいたけれど、他の人たちを思うと世知辛く
このストーリーだけに集中してバンザイ!と言う気持ちには、なれませんでした。
世界的に政治はビジネスですかが、もう少し寛容になる機会が増える事を祈ります。
そう言えば難民受け入れ施設で語学学習が提供されるようですが
子供と一緒に親も受けられなかったのかなぁ?と思ったり。
実情はどうなっているのか分かりませんが。
親こそ早く言葉を習得しないと仕事がないですよね。
とりあえずな仕事は同じ境遇の人できっと空きがありませんから。
ファヒムさんは最初に滞在していたクレテイユに今もお住まいのようですね。
治安が悪い地域のようで女性家族が心配ですね。
この作品は「Missフランスになりたい」のイザベル・ナンティさんが出演なさっていたのも嬉しかったです。