ストーリー
家族も恋人もいないアンリは、長年働いてきた水道局を突然解雇される。自殺を図るが失敗に終わり、プロの殺し屋のボスに自分の殺害を依頼した彼は、町で花売りの美少女・マーガレットに一目惚れする。気が変わり、殺し屋への依頼をキャンセルするが…。
古い作品なのだけど、主人公が不思議な感じの人で
いつの時代に観ても楽しめそうな作品でした。
と言うか、あなた達いつ惹かれあってたの・・・と思ったのですが
座れと言われて座って、あれだけ言葉を交わすって事は
マーガレットも最初から嫌ではなかったという事かな。
アンリを見ていて「おみおくりの作法」のジョン・メイを思い出しました。
あんなに絶望的だったのに殺し屋に生きているのが「嫌なのか」とたずねたアンリですが
マーガレットといる世界は輝いているんだなぁと、喜ばしく感じました。
アンリは行動を起こすとトラブル体質に見えたので
なんだか先行きが心配になるカップルでした。
でもなんだかバランスが愛らしい二人でした。