引退間近のお針子と移民二世の少女、世代も境遇も異なる2人の人生が交差するドラマ
ストーリー
クリスチャン・ディオールのオートクチュール部門でアトリエ責任者を務めるエステルは、引退を控えたある日、ジャドという娘にバッグをひったくられる。彼女の滑らかに動く指にドレスを縫う才能を直感したエステルは、ジャドを見習いとして迎えるが…。
うーん、良い作品でした。
ジャドはどこかで見た事があると思ったらパピチャの主演女優さんだった。
こちらもファッション系の作品でした。
「何処の馬の骨かもわからない移民をアトリエに迎えるなんて」
きっとこう言う意見は、人を一個人として見る事ができない日本人に圧倒的に多いでしょうね。
さすがにハイブランドだとただ移民で毎日何もせず過ごしていて
アトリエにと言うのは無理があるかもしれませんが
こう言うチャンスは海外では大いにあり得ると思います。
最強のふたりの実在する人物アブデル・セローさんを思い出しました。
とても良い内容に加えてラストが美しく、あのラストで評価が星1つ分増えましたね。
マイリストから消せませんでした。
何度も声を出して笑ったし、泣いたし良い作品に出会えて幸せでした。
そうそう、エステルがジャドの家にいった時、
あのグゥタラになった母が起点を利かせて
「一緒に行って(エステルと)コーラを買ってきて」と言い
ジャドにベッタリの女友達スアドが私もいく!と言ったら
「あんたは私といて!ホラー映画一人じゃ観られないから」みたいな事を言ったのには驚きました。
やはりジャドが言うように病気のふりをしているのですね。
しっかり頭も働いてました。
ディオールと私
メットガラ ドレスをまとった美術館
We Margiela マルジェラと私たち も観たいわ〜。