アルジェリア“暗黒の10年”を舞台に新鋭監督が描く、真実から生まれた物語
ストーリー
1990年代、アルジェリア。世界中の女性の服を作るデザイナーを目指す大学生のネジュマは、ナイトクラブで自作のドレスを販売している。だが、イスラム過激派の台頭によりテロが頻発するアルジェでは、ヒジャブ着用を強制するポスターが貼られるようになり…。
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2019年9月にアルジェリア映画としてアルジェリア国内でプレミア上映される予定だったけど
政府からの検閲による圧力により突如当局により上映中止が発表された
とのこと。歴史や風習、習慣、宗教上の問題等が
人権を尊重しないものであるなら変化を受け入れるべきだと私は考えます。
「そう言う決まりだから」と他の論理的な理由がなければ
声を聞くべき。
1日5回の礼拝、毎週金曜の礼拝、食器を洗うシンクの左右の決まり等
私には窮屈すぎて無理だな〜と考えていました。
私は「しなくてはいけない」になるともう本当にウンザリするタイプなので無理ですね。
邦題のように「未来」は感じない現実が心に重くのしかかる作品でした。
それとネジュマ(リナ・クードリ)が喋るたびに声が松嶋尚美で、特徴ありすぎて
ちょっと作品に集中できませんでした。
この方、映画「オートクチュール」にも出演なさっているのですね。
ワシラ役のシリン・ブティラさんは、中村アンさんを
もっと芯の通った女性にしたような雰囲気の美しい人でした。
この作品、キャスト画像を見るとリナ・クーリドさんとアイーダ・ゲシュドさんが同じ写真なのですが
理解できてないのは私だけ?