ストーリー
87歳の映画監督・アニエスは、33歳の写真家でアーティストのJRと一緒に映画を作ることに。フランスの村を巡り始めた2人は、炭鉱労働者の村にひとりで住む女性や港湾労働者の妻たちと出会う。時に笑い、時に険悪になりながら、でこぼこな2人旅は続く。
U-NEXTがリトライキャンペーンをしてくれたお陰で、復活してる内に
ブログの下書きのまま未だ観れていなかった作品を
下書きの古い順に現在配信中のを調べたら2記事目でヒットしたのがこれでした。
うーーん、良かった。
The 人間味 そんな一言が浮かびました。
まさかこんなラストなんて。
ちょっと私まで切ないやら何なのやらと言う気持ちで見終えました。
友人同士だからこそできるエスプリの効いた遊びだったのか
老体は置いておいて、彼にとってはあくまでも若い頃の二人の感覚で
窓ガラスに仕込みをし、留守にしたのか。
そんな友の人柄やお茶目と言うか先の読めない部分をわかるからこそ
そこが嬉しいような、でも5年ぶりに尋ねるのに
やっと会えるのにそれはないよねと言う気持ちと
本当にアニエスが言ったように、自分の気持ちがこんがらがりますね。
私的に各地に貼った写真が天候等で徐々に、部分的に剥がれていく
と言う過程は「知りませんよ」なのか気になりましたが
(自分の大きな写真がジワジワと時間をかけてボロボロに剥がれていくのはなんだか気持ち良くない気がします)
その過程も含めて芸術という事なのかな。
老人と接して育った人だからこそ垣根がなく、アニエスを尋ねたのだろうし
なかなか良い二人でした。