モーリタニア人のモハメドゥ(タハール・ラヒム)は、アメリカ同時多発テロの容疑者として、キューバにあるアメリカ軍のグアンタナモ基地に収容されていた。彼の弁護を引き受けた弁護士のナンシー・ホランダー(ジョディ・フォスター)とテリー・ダンカン(シェイリーン・ウッドリー)は、真相解明のため調査を開始する。彼らに相対するのは、軍の弁護士であるステュアート中佐(ベネディクト・カンバーバッチ)だった。
いやぁこれは想像通り酷かった。
こう言うことを目の当たりにすると、もう誰の事も国も法も信じられない気持ちになってしまいます。
どんな作品や実話ベースの作品を見ても
結局は法もそれを扱う人間が善良でい続けられるかにかかっているように思う。
しかし勝訴後も7年の拘留、理由はなんだったのか?
モハメドゥさんの本を読めばわかるのか?と思いたいけれどきっと黒塗りなんだろうな。
しかも拘留するのはモハメドゥさんより、ビン・ラディンと友人であり
ビンラディンの衛星電話を使用して電話をかけてきた義理の兄(アブ・ハフス(ハラス?)かアルワルド)だろう、と思うのだけど
その義理の兄はどうなったのでしょう。
(アルワルドってアルカイダ元幹部のウルド・アルワリドと関係あるのかなぁ?)
ラスト、ご本人がいろんな言語で出版された自分の本を紹介してくれて
パラパラめくり「頑張って黒塗りしたな」と笑っていました。
彼の歌っている姿は本当に幸せそうで、愛と感謝で溢れていました。
グアンタナモ収容所 地獄からの手記 再建版は日本では未発売なのでしょうか?