欲望、狂気、暴力が渦巻く1970年代ラスベガスを舞台にした破滅のドラマ
ストーリー
類まれな賭博の才能をマフィアに認められて、ラスベガスのカジノ「タンジール」のマネージャーに抜擢されたエース。順調に仕事をこなしていた彼だが、浪費家のジンシャーを妻に迎え、気性の荒い旧友ニッキーとの再会が、彼の運命を大きく狂わせていく……。
お金が動きそれが大量になるほど、いやらしい事になりますねぇ全く。
マフィア、政治、戦争もの(実話ベース)を沢山見るとよく分かり
「世の中お金じゃない」なんて事はなく、お金で世の中動かされているのだと知る事ができます。
結局は信用問題なのだけど、組織となると個人同士で信用しあっていても
良いようにならなかったり。
奥さんは生い立ちに問題があったのか、自分に自信がなく男を見るめもなさそうでしたね。
きっと父親から良い男性としての手本を学べなかったのでしょう。
私があんな待遇になったら、もう家庭も築いたのだし
「この人にどうやって恩返ししよう。この人にせめて美味しい手料理と帰宅後の家族の温かい時間を提供しよう」と考えるようになってしまうなぁ。
あんなに良くして頂いたらカチコチの心でない限りそうなるのが自然な気もするけれど
私は変わっているらしいから、一般的にはそうじゃないのかな。
「金づるはどこまで行っても金づる」が一般的なのかな。
「実話に基づく物語である」で始まり、ラストは「実話を元にしたフィクションである」になったのは何かまずいからなのでしょうか。
ローゼンタールと言えば私は陶器を連想するのですが
同じユダヤ系となっていますし、遠い親戚かも知れないですね。