Yahoo映画より:目の不自由な高校生のレオは、少々過保護気味の両親と優しい祖母、幼なじみのジョヴァンナらに愛されて暮らしていた。心配症な両親を少しうとましく感じるようになったある日、ガブリエルがクラスに転校してくる。レオとジョヴァンナはすぐに彼と親しくなるが……。
なんだろう、他の同性愛作品のように作品の初めから
その気がある男の子といった雰囲気も一切なく
他の作品とは違いました。
とても人間らしい、甘酸っぱい年頃のレオのお話でした。
その中で友情に亀裂が入ったと勘違いし傷つくジョヴァンナや
素敵な男子なら誰にでもアタックするカリーナがいたり。
ガブリエルとレオが同じ部屋で勉強をするシーンなんかも
他の同性愛作品と違って独特の空気が流れないのが素晴らしかったです。
言い方はおかしいですが、分かりやすく言い表すなら
男女のように自然にそうなっていくんです。
最初は二人きりでも特に意識している雰囲気もなく。
レオは恋か愛か友情か区別なく生きているところにキスがあって、
ガブリエルへの気持ちは愛だったのだと知ったのかな?なんて思います。
良い作品でした。
「今日はひとりで帰りたくない」この短編映画の長編版だったんですね。
短編映画も素敵でした!