Porte Bonheur

珈琲や美味しいもの、建築やデザインなど好きなものだけ。映画ブログではないつもり

ミュージカル映画:ディア・エヴァン・ハンセン

U-NEXTより:ストーリー
エヴァン・ハンセンは学校に友達もなく、家族にも心を開けずにいる。ある日彼は、自分宛てに書いた「親愛なるエヴァン・ハンセンへ」から始まる手紙を、同級生のコナーに持ち去られてしまう。後日、エヴァンはコナーが自ら命を絶ったことを知らされ…。

 

U-NEXT:ディア・エヴァン・ハンセン

 

 

Amazon

 

全体的には良い作品でした。

ただゾーイくらい、自分がエヴァンと同じ立場だったら

あの夕食の席で真実を言えただろうか?と考えて見て欲しかったな。

コナーのママは少しは考えたかもしれないけれど。

 

「エンドロールのラストに自分や周りの人が困っていたら

相談して。

一人じゃないことを思い出して

誰かは必ずいる」

のようなメッセージが。

 

ほとんどの人が実際、一人ではないのだけど

私のように本当に独りの人もいるんだ、救われないと思ってしまった。

まぁ、他の人達がまだ間に合って心が救われるのなら

私はそれが一番嬉しい。

私のように孤立してしか生きられない人になってしまわない内に誰かが声をかけてあげてほしい。

きっと自分の苦しみを恥じているであろう人間に声を発することはできないから。

 

エヴァンが事を母に打ち明け

「ママはどこへも行かない。大きなことがちっぽけな事に思えるようになるまでずっとここにいる」

エヴァンを抱きしめたシーンで

「いいなぁ、どっち(両親のどちらか)かいたらなぁ」とつい口から出てしまいました。

 

コナーは施設の知人が動画を撮っていてくれてよかったですね。

でもみんな、知っている人から届いたからって

封筒開けて何も疑わずにUSBをPCに挿すのは危険だよ・・・とあのシーンは

「何も気にしないんだ」と心配になりました。

学費に困っていてバイトもしていない人がよくあんなに沢山USBと緩衝材付きの封筒を買えたな。

 

あ、エヴァンはちょっとした緊張等で吐いちゃうくらいなのに

真実を打ち明けてから卒業まで登校し続けられるのに違和感。

いつ発作が起こるか分からず薬を持ち歩いている人には無理だろう。

あれで堂々とではなくとも登校できるのなら心のコントロールは得意な方だろう。

ちょっとそこだけ設定が甘く、分かっていないなと感じさせられました。

 

あ。アラナ役の女優さんがダーケスト・マインドの主役 ルビーを演じた

アマンドラ・ステンバーグさんで、久々に映画で彼女に会えて嬉しかったです。

 

私的に今後が楽しみな、才能を感じる俳優さんはコナー役のコルトン・ライアンさんでした。

プロフィール


音楽(Jazz,Funk,Soul,R&B)、珈琲、ネコ、建築など
私の好きが詰まったブログ。
それを眺めてホッコリしてくれる人がたら良いなぁ。

コメントを頂けると嬉しいです。

詳しいプロフィールはコチラ


当ブログはアフィリエイトリンクを含みます。