Porte Bonheur

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映画:揺れるとき

10歳の少年が教師に背中を押され、新たな一歩を踏み出す

ストーリー
ロレーヌ地方の低所得者層向け団地で、母と2人の兄妹と共に暮らす10歳の少年・ジョニー。賢くて敏感な彼は、大人の話にしか興味を示さず、母の恋愛を観察していた。そんなある日、ジョニーは都会から赴任してきた新任のアダムスキー先生に心惹かれていく。

 

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主演の男の子は2021年で13歳でこの役を演じたんですね。

この人は大物になりそうな感じがしますね。

 

10歳の子供にあの母親、あの母の生活。

だから子供でも「マクドナルドでなんか働きたくない、もっと良いところで働きたい」と言えたのでしょうね。

環境を客観視し、飲み込まれず違和感を感じ自分で考える、頭の良い子の特徴ですね。

 

低所得でしかいられない境遇の親で、その親がおバカなのに

努力の仕方がわからないからと思考停止しダラダラ&ギリギリの生活を送り続けるパターンってよくありますね。

そして考え方がおかしい上に「自分が常識、間違ってない」な思考なので子供に親ガチャと言われてしまうのでしょう。

 

子供にだけは同じ境遇の大人になってほしくないと思う気持ちはなかったのかなぁ。

「自分は馬鹿だから賢い大人たちに世間のことを聞いて、進路なんかもより良いところを見つけてね、書類は頑張って書くから」

そんな風に考え発言できる大人が母だったらマシだったろうになぁと思う。

 

 

こう言う背景がある子供は愛を感じる大人に夢中になりやすい。

あの年頃ではまだ自分が同性愛者かなんて決められないし、まだ不明で良いのだけど

このご時世、親がこの子はトランスジェンダー、とか同性が好きと確定してしまいそうで怖いです。

村長と勝手な確定は違うので難しいですね。

気持ちが変わったらいつでも親に「もう違うみたい」と言える関係であるといいですね。

 

再生時間的にちょうど良かったのでリストの中から

まぁこれで良いか今日は、と選んだ作品でしたが深い作品でした。

 

プロフィール


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