Porte Bonheur

珈琲や美味しいもの、建築やデザインなど好きなものだけ。映画ブログではないつもり

映画:かくも長き不在

彼は夫か、別人か。戦後のパリに生きる女主人と浮浪者の運命的な出会い

ストーリー
セーヌ川の近くでカフェを営むテレーズ。ある日彼女は、戦時中に消息不明となった夫に瓜ふたつの浮浪者と出会う。記憶喪失だと語る彼の記憶を呼び覚まそうと、夫の叔母と甥を呼び寄せるテレーズ。だが男の記憶は戻らず、叔母も本人であることに否定的で…。

 

 

かくも長き不在 U-NEXTで90日以内に配信終了の予定はありません

 

かくも長き不在 | GYAOで2023年3月15日(水) 23:59まで

 

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98分の作品で、観ているとスローテンポな感じなのですが

二人の行方を心配しながら見ていたので98分もなかったように感じました。

 

テレーズが気の毒で胸が痛む。


最後、何もなかったのは良かったけれど

切ないなぁ。切なすぎるよ・・・。

でもテレーズが言うように性急すぎましたね。
私も一部記憶喪失の身なので、あんな風にされたら
テレーズにではなく、記憶が蘇るようなでも全く思い出せないような感覚の

得体の知れない恐怖感に襲われます。

 

強制収容所を経験した人は暗い道で名前を呼ばれ、

大人の男数名に夜に追いかけられたらトラウマが蘇るので

一番やめて欲しかった。

けれどあの村(?)の人々があれが強制収容所へ行ったこと、経験していることを

知らないのかもしれなくて

なんだかもう考えるとやる出せなくなってしまいます。

 

テレーズの彼だった人も、最終的にはテレーズの気持ちを理解してあげたんですね。

また"あの人”が戻るまでテレーズを支えてあげてほしいな。

 

切なさが物凄く胸に残る作品でした。

プロフィール


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それを眺めてホッコリしてくれる人がたら良いなぁ。

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