映画：ジョン・F・ドノヴァンの死と生

ストーリー
2006年、人気俳優のジョン・F・ドノヴァンが29歳の若さで亡くなる。謎めいた死の真相を知るのは、11歳の少年、ルパート・ターナーだけだった。10年後、俳優となったルパートは、ジョンと交わした100通以上の手紙を1冊の本として出版するが…。

私もルパートの解釈を信じるな〜。

自分を偽る必要はあったのか？

でも何を曝け出せと言うのか？

みたいな語りに「本当だよね・・・」と深く頷きました。

なかなか良い作品でした。

途中ルパートが傷つけられる事もあったけど

同じ職業の人間として頭では理解できていたようですが。

それぞれの人間模様が炙り出されるような物語の進み方をするので

山場とか胸に刺さるシーンとかそう言う激しいものはないからか

あまり評価が高くない作品でしたが、良い作品でした。

文通を通して、文字にされていない事もきっと

ひしひしと感じただろうに、それでも俳優の道を続けたルパートは

ジョンといつか会えるし、やはり母への思いなのかなぁ。

この作品、俳優陣が実力派ばかりで顔ぶれにビックリ。

幼いルパートを演じたジェイコブ・トレンブレイさんは

やはり演技が子供の域ではないですね。

ご両親は業界の人間でないのに兄弟全員（姉と妹）俳優だそうです。

姉はジェイコブさんと似ていて、妹さんは美人さんだ〜！

妹のエリカさんは去年見たラブ・アット・サンセットテラスに出演なさってたのね。

厨房で話を引き出してくれたおじさんを演じていた

マイケルさんが金融関係、ジェフェリーさんが宝石や富裕層向けの商売や高級レストランの支配人をしてそうな雰囲気(笑)

ズ〜っと何かの作品で見たなぁと思っていた大人のルパート、

少し前に見た「パレードへようこそ！」に出演なさってた俳優さんだ。

Porte Bonheur