U-NEXTより:ストーリー
5人家族のハンセン家の長女・ケネディはいたずらっ子だったが、他人への思いやりが強く、感受性豊かな少女だった。ある日、ケネディの目に原因不明の大きな外傷ができ、それは治療法がない難病・バッテン病だと判明。ある日、アメフト部の試合観戦に訪れ…。
U-NEXTで90日以内に配信終了の予定はありません
GYAOで12月13日(火) 23:59まで
ラブ、ケネディ 神に遣わされた少女 | 映画 | 無料動画GYAO!
素晴らしい作品でした。(実話)
この作品は宗教映画だと思う事しかできない人には見る意味はありません。
これはキリストがどうこうと言うより、美しい心で他者のために祈る事の素晴らしさを知ることができます。
クリスチャンとしての会話がたくさんありますし、集会的なシーンもありますが
クリスチャンを売り込もうとしている雰囲気がない作品でした。
ケネディが素晴らしいのですが、作品の中では周りの子達も既に素晴らしいのです。
でもそれはきっと映画では端折られていて、彼女の心を知ったからこそ
同世代の子達がケネディを愛したのだろうと思います。
ラストのインタビューでもそんな感じでした。
「知らない人でも、彼女のそばにいるだけで愛される」とチアリーダーの女性が言っていました。
「見えていないのに、髪や手に触れ「あなたは美しい」といつも言っていた」と。
ケネディは本当に特別な魂だったのだと思います。
おそらく父から霊的なものを受け継いだのだろうと私はそう感じました。
近所の人が不思議な光をケネディの家の上空で見たり
父が何年も前にケネディが死ぬ事を神に告げられていたり
ケネディ自身「私が死んだ後、1ヶ月後に奇跡が起きるわ」と家族に遺したり。
一番驚いたのはクリスチャンは「死者の霊が見えること、この世にいることはない」としているのに
チアリーダーのレクシーが「ケネディが亡くなるときに私の部屋に来て喋った」と皆に話した事です。
そしてそれをあの場にいた人は全員クリスチャンなのに誰も否定しませんでした。
それもケネディの善良な人柄なのかもしれません。
いつも自分より他人を気にかけていたから亡くなる時も心配な友人の所へ行って大切な言葉を遺すのも彼女らしいと、映画でしか彼女を知らない私でもそう思えます。
終盤ではレクシーがケネディの家に家族でやってきて話をする場面があり
そこで自分の信仰心についてや神について皆話すのですが
他の映画なら「うーん・・・宗教宣伝か?」とよぎるものですが
「信仰についてこんなに語り合えるのは素晴らしい」と思いました。
カトリックは無理ですがクリスチャンになるのも悪くないかもと
初めてそんなふうに思いました。
(全ての宗教に敬意を持ちたいのでどの宗派にも属さないと決めています)
クリスチャンと書いていますが実際はモルモン教(末日聖徒イエス・キリスト教会)のようです。
ケネディさんの希望でご両親によって作成されたページ