GYAOより
取り立ての厳しい貸金業者クレメンテがある夜帰宅すると、自宅に女の子の赤ん坊がいた。彼が関わった売春婦の誰かが母親だということで、母親を捜す間、隣人の女性ソフィアが赤ん坊の面倒を見ることになる。信心深いソフィアは赤ん坊が、10月に現われるという“奇跡の主”だと信じてしまう。クレメンテはソフィアや赤ん坊の存在を意識することで、自分に足りない人間らしさを意識するようになる。
GYAOで2022年10月18日(火) 23:59まで
まぁ華のない男性の日常なので何も起きないのですが
特に笑うことも、必要な事以外で他人と言葉を交わす事もない男性が
初めて一人の寂しさを味わい、自分の中のソフィアを想う気持ちに気付く。
あらすじにあった「信心深いソフィアは赤ん坊が、10月に現われるという“奇跡の主”だと信じてしまう。」と言うのは表現豊かな作品ではないので
私はソフィアがいつそう思ったのかを感じることはできませんでした。
でもクロスワードをお祈りの蝋燭の下に置いたりしていたので
彼女の生活全てに神がいたのだと思うと
ごく自然に赤ちゃんを"10月の奇跡"と捉えるだろうから
私から”見てとれる”感じでないのは当たり前なのかも。
今後の二人に思いを馳せる、そんな作品でした。