愛がないと人はこんなにも狂ってしまうのかと改めて思いました。
極端に思えるけれど、極端に狂ってしまう人だっている。
最初はベアトリーチェがうるさ過ぎて見るのをやめようかなとか思ったけれど
終盤までカオスだけど、お互いが淋しいと口に出した事で
それぞれ心が整理されたのでしょう、なんだか落ち着きを感じました。
ベアトリーチェがいるからドナテッラは最後、ああ言う決断をできたのでしょう。
ベアトリーチェ役のヴァラリア・ブルーニ・テデスキの演技は凄かったです。
完全に気が触れてました。
ドナテッラのミカエラ・ラマッツォッティも口数が少ない役なのに、内に抱え込んだ鬱々した感じが凄かったです。
私も、狂ってしまった方が楽だったかもしれない、
あの人の事を変だと思わずに洗脳されていれば
生きるのが楽だったかもしれない…なんて
思っていた時もあったな。
少しの財産があれば、生きていればなんとかなる。
これまで散々なんとかしてきたから、今はそう思う。
U-NEXTで2020年10月31日 23:59まで配信
痛々しくてカオスで、一度でお腹いっぱいになるので
二度目は遠慮したい作品。悪くないのだけど心が乱れる(笑)