ストーリー
フランスが誇る名門高校で国語を教えるベテラン教師・フランソワ。国民教育省は彼の教育改革論を耳にし、フランソワにパリ郊外の中学校への派遣を依頼。彼が新たに赴任したその学校は、教師へ敬意を払わない問題児と、生徒を軽蔑する教師が集まる環境だった。
良い作品でした。
フランソワの教育方針は「いつも心に太陽を」のサッカレイ先生と
似た考え方だなぁと思いました。
解ける問題と解けない問題の2パターンを知らずに解かされた生徒たち。
3問目は共通の問題だったのに、解けない問題を出されて
「無理、逃げ出したい」そんな風に思った生徒達は解く事ができませんでした。
生徒達に今目の前で自分に起こった事を証拠として提示するやり方って良いですね。
できないとか諦めの心が「できなくしてしまう」
あれをやられると思い知るしかないですね。
子供の頃、先生にあんな風にされていたら「マジかよ」と
じゃあ勉強やってみようかなって私は考えたと思います。
残念ながら「そもそも分からない箇所がどこか分からない」に気付いてくれる教師に出会えませんでした。
あぁ言う先生に出会えたら嬉しいなぁ。
反応が早い子、渋る子それぞれいてもクラスの大半が
勉強する事を受け入れた子、学ぶ事に興味を持った子、
学びが自分の将来を左右する事を分かった子になるので
他の子達も、気づくと悪ぶるのを辞められて良いなと思います。
良い教師、人生の良い導き手になるような人に出会えると
後からしか気づかないかもしれないけれど
それが人生の宝ですよね。
自分に良い衝撃(刺激か^^;)を与えてくれる人が好きです。
私はそんな叔母を目指したいな。