仲良しの妹、遠くにいても大好きな親友、愛を求める孤独な幼なじみ、初めて会ったのに一晩中話せる人、賢く思いやり深い祖父。突然の死の瞬間、ダグニーの頭に、自分に愛をくれた人々をめぐる記憶が駆け巡る。ノルウェーの美しい風景を背景に、一人の女性、ダグニーの生と死を描く。
Trailerは半分でうーんとなりましたが、まぁ人によっては「これは無理だわ」となるテンポと描き方で好みが別れそうな作品でした。
始まり方で「あぁこのシーンに着地するのね」と分かる作品です。
色んな人が日々考える事、ちょっと変だけど頭によぎる事なんかが
延々と綴られているような作品で珍しい作品でもあるのかなぁ?
見終えても「ふーん」なのですが悪くはない。
でも良いかと言われたら、良い作品!という感じでもない。
ただ祖父の言葉は良かった。
けれど無理矢理、祖母の話の展開に持っていったな〜と
観ている側に感じさせるのはどうでしょうねぇ。
そしてずっと囁かれる「水みたい」等の言葉を祖母の言葉として
こじつけたように私は感じてしまいました。
死の瞬間に思い出してもどうにもならないのだから
日々ちょっとした時間に大切な事や人、大切な思い出や香り、家族を思い出しなさい
会いなさいねって事なのかしら。