U-NEXTより:情緒不安定な母と娘と小さなフクロウが織りなす、母娘の絆を色彩豊かに描いた感動作
ストーリー
情緒不安定な母と暮らすマチルドは、学校でも友人ができず独りぼっち。そんなある日、マチルドは母から1羽のフクロウをプレゼントされる。驚いたことにそのフクロウは彼女とだけ会話ができ、やがてフクロウはマチルドの心のよりどころになっていく。
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うーん、なんか切ないなぁ。
ママはマチルドが産まれる前から入院を考えていたのね。
それほどに悩み一人もがき苦しんでいたんですね。
ママはちょっとおかしいけれど、マチルドに辛く当たったりせず
いつも優しい、柔らかい話しかけ方なのも
この作品の雰囲気のカケラかも。
マチルドは友達がいないし悪口を言う子はいたみたいだけど
トイレで囲まれたりと言ったシーンがな買ったのが良かったです。
ママとは言葉より心から溢れるもの、ダンスや詩で
より深い魂の対話を重ねていく未来を感じられる終わり方でした。
大人になったマチルドを演じたアナイス・ドゥムースティエさんは
「彼は秘密の女ともだち」のクレアだったのですね。
あまりにもメイクが薄くて分かりませんでした。
どうも父役のマチュー・アマルリックさんって麻薬犯や
トリッキーな虐待する親とかを演じてそうなイメージなんで
なんだかあの見開いた目が怖くて、
優しいお父さんなのかな?とソワソワしてしまいました。
しかしこの方の出演作品、私が観たい作品ばかり。
あぁまた出演作品一覧からマイリストに入れる作業が始まりそう(笑)
フクロウは特に名前がないのだけど、幼児向けの演じ方でなかったのが最高でした。
母が部屋に見に来たときに首を回す仕草や、
マチルドがお皿を投げ割った時の驚くシーン、声がバッチリ合っていて好きでした。
エンディングの曲が余韻を引きづらせてくれる曲でした。