Porte Bonheur

珈琲や美味しいもの、建築やデザインなど好きなものだけ。映画ブログではないつもり

ドキュメンタリー映画:ぼくと魔法の言葉たち

ストーリー
サスカインド家の次男・オーウェンは、自閉症により2歳から言葉を失い、コミュニケーションを取れなくなってしまう。失意に暮れる父と母はある日、オーウェンの発するモゴモゴとした言葉が、彼が毎日観ていた「リトル・マーメイド」の台詞であると気付く。

 

 

U-NEXTで2022年10月24日 23:59まで配信

ぼくと魔法の言葉たち

 

 

 

GYAO

 

フランスでのスピーチが素晴らしかったです。

 

両親が注意深くいつも様子を見ていたことが

彼をまた言葉の世界へ連れ戻せたのだと思います。

 

医者の言うように「今話せても反復なだけ」と思い込んでしまっていたら

こうはならなかったと思う。

全ての自閉症の人がオーウェンのように言葉をたくさん話せるようになるとは限らないけれど。

 

何かに執着する特性を逆手に取った導き方で

まさに現状をきちんと受け入れた上で注意深く見守った両親だったからこそできた事かと。

 

兄のウォルターが誕生日ケーキを食べた直後、退席して

「両親がいなくなったらオーウェンには自分しかいなくなる。

誕生日を迎える度に不安になる。普段は考えないようにしているんだ」

と涙ながらに話していたのが心に刺さりました。

両親も自分たちがいなくなったら?と言うのが一番不安の種のようでした。

 

両親が生きているうちに失恋を経験できて良かったと思います。

 

 

プロフィール


音楽(Jazz,Funk,Soul,R&B)、珈琲、ネコ、建築など
私の好きが詰まったブログ。
それを眺めてホッコリしてくれる人がたら良いなぁ。

コメントを頂けると嬉しいです。

詳しいプロフィールはコチラ


当ブログはアフィリエイトリンクを含みます。