Porte Bonheur

珈琲や美味しいもの、建築やデザインなど好きなものだけ。映画ブログではないつもり

映画:ステージ・マザー

アメリカ・テキサスの田舎町で、息子リッキーの訃報を受けたメイベリン(ジャッキー・ウィーヴァー)は、生前には分かり合えなかった息子のことを知るためにサンフランシスコへ向かう。そこでリッキーのパートナーから彼がドラァグクイーンとしてゲイバーを営んでいたことを知らされ、その店が経営危機にあることも発覚。メイベリンは戸惑いながらもわが子の遺(のこ)した店を引き継ごうと決意し、ドラァグクイーンたちと店の経営を立て直すべく奮闘する。

 

 

 

 

 

 

GYAOで2022年8月31日(水) 23:59まで

 

 

ママが結構ユニークな人でユーモアたっぷり。

妹を迎えに行ってもらう時、妹はどんな見た目?と聞かれ

「人生に絶望してるような人を探せば見つかるわ」

「妹の隣の席に座った人に聞いてみて」とか返しが面白かった。

 

ところどころ涙ぐみながらみました。

ママのベースが良かったです。

拒絶反応を見せつつも受入れる方向に頭を切り替えると言う

とても賢い女性でした。

 

 

自分と違うから誰かに惹かれる。

だけどその違いは別れの時"理由"に変わる

私はそう思う。

共に過ごしてきた人が、愛する人のそのままを受け入れる事ができない人なら、

惹かれても信念の似た人を選ぶ方が良いんだろうな、なんて思った。

 

息子が死んでもなお、息子のありのままを見る事が出来ず

そうしようと努力もできない人は私は選べないな。

 

もしも子供が生まれて大人になった時

性転換をしても、それを理解を超え受け入れる事ができる人としか子供は作れないな。

誰かの考えに猛反発しても仕方がない。

人はそれそれ真剣に悩み考えてる。

だから年を重ねてきた者の経験として、肯定的な姿勢で参考になる事を耳に入れてあげたい。

答えは本人が出すものだから。

 

 

性転換を「二度と戻れないのに軽く考えるな」とは言えない。

性転換手術について軽く考える人間は殆どいないだろう(笑)

 

 

メイベリンを演じたジャッキー・ウィーヴァーさんですが

カトリーヌ・ドヌーヴと少し雰囲気が似ているなと思いました。

ただ、彼女にはもう出せないカジュアルさがありました。

カトリーヌ・ドヌーヴは貫禄と内側から出るものが凄すぎて

演じていてもそれが消えない人になったように感じます。

ジャッキー・ウィーヴァーさんちょっと気になる女優さんになりました。

 

 

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