尊厳死という、賛否両論な題材の映画。
ウィキペディアに下記の記載があります。
『リオネル・ジョスパン元フランス首相の母ミレイユ(フランス語版)の尊厳死を、娘で作家のノエル・シャトレ(フランス語版)が描いた小説『最期の教え』を原案としている。』
私は、人間は年齢で死ぬものではなく
誰もがいつ死ぬかわからないと言うスタンス。
もしも身内が年老いて、マドレーヌのようになり
死ぬ事を選択したら、私は受け止めます。
私は、母は幼い頃に他界しましたが、祖母が生きています。
祖母がいつかマドレーヌのような事を話してきたら
私は出来る限りの準備を手伝い、出来る限り残りの時間を楽しんでもらえるよう尽くします。
一番したくないのは、残される側の悲しみを押し付け、話を聞こうとしない事ですね。
「悲しい」ってそれは本当にこちら側だけの気持ちですから。
死=悲しい、良くないこと
私はそんな生き残る側だけの美化されま声には同意できません。
映画の中で、家政婦のヴィクトリアがマドレーヌに歌ってあげた歌が
エンディングでも流れましたが、なんだか心にスーっと沁み入ります。