ストーリー
マドモアゼルC=カリーヌ・ロワトフェルドは、世界をリードするフォトグラファー、モデル、デザイナーたちと日常を過ごしている。夫、子供、さらには孫まで持つ彼女の輝かしい半生を綴った本作。私生活と仕事を両立する彼女の魅力的な生き方を捉える
U-NEXT:マドモアゼルC ファッションに愛されたミューズ
評価はあまり高く無い作品ですが、とても良かったです。
一人の人がどんな事を考えて生きているのか?に関心がある人は楽しめると思います。
この方のような地位になって、ミーティングで「もう自信がないわ」とか「孤独」だなんて発言できる、する事が素晴らしいと思いました。
この地位になって心のうちの一つでも複数人を目の前に口から発する事ができる、そうしていると言うのは自分も含めみんながそれぞれ一人の人間であり
尊重し敬意を払っている証拠だと感じます。
日本では会社でちょっと高い地位になっただけで「部下には心のうちは話せない」とか本人が決めつけていて、それは威厳を保つ為に必要な事と思い込んでいる人が多いですね。
人間味を見せない奴に誰がついていくもんですか。
寄ってくるのは心のうちを明かさない損得だけが大事な人だけですよ。
人は何に一番触れたいか?何に一番心を動かされるか?
生きていてそんな事に気付けないのなら、外に目を向けるのは一旦休んだ方が良いだろうと思う。
この作品をセレブの自己満とか、そんなに自分を撮らせたいか?程度にしか感じない人は、極端な言い方になるけれど世界に心を閉ざして生きている状態と言えるでしょう。