ストーリー
1984年、ナイキ本社。ソニー・ヴァッカロ(マット・デイモン)は、CEO であるフィル・ナイト(ベン・アフレック)からバスケットボール部門を立て直すよう言い渡される。業界の負け犬だったナイキチームは、無名の選手マイケル・ジョーダンを見つけ、今までのルールを変える一発逆転の賭けと取引に出るのだった・・・
バスケに興味ないしスニーカーも別に好きじゃないしなぁと
なんとなく何度も観るのを躊躇していた作品ですが
そんな私が観ても素晴らしかったです。
1つの靴に対する一人一人の精神とチーム全員がやがて確信を感じる様子が丁寧に描かれていました。
何かを成し遂げる事ができるレベルの精神を目の当たりにできる作品。
企業の歴史みたいな作品なんて一度観れば充分なはずなのにマイリストから消せなくて、また観たいなと思いました。
BGMが他の映画より多めかもしれないけど、違和感なしでチョイスが最高でした。
そうそうソニーは腰に何を付けているんだ?と思っていたら
お店から出て公衆電話をかけに行くシーンで「あ、この時代だからポケベルか!」とやっと気づきました。
PCの角ばったデザイン、味気ないモニター表示等あの古い感じも良かったです。
「これ揃えるの大変だっただろうな〜、そう言えばロスかどっかに映画関係者がよく買いに来るアンティークショップがあったな」なんて考えながら観ていました。
マット・デイモンとベン・アフレックは本当に仲が良いんですね。
制作会社は2人で立ち上げたんですね。
しかもこのAIRの内容とよくマッチした会社の方針も素晴らしいです。
”同社の作品に参加したキャスト・スタッフには利益が配当される仕組みになっている”
ベン・アフレックは俳優としてよりも監督としての方が好きかも。
アルゴも素晴らしかったですし。