ストーリー
自閉症の子供をケアする団体を運営するブリュノと、ドロップアウトした若者を社会復帰させる団体を運営するマリク。社会からはじかれた子供たちを救おうと奮闘する2人だったが、無認可で赤字経営のブリュノの団体に監査が入り、閉鎖の危機に陥ってしまう。
U-NEXTで2022年2月11日 23:59まで配信(¥399)
https://video.unext.jp/title/SID0050658
GYAOで2022年2月11日(金) 23:59 まで販売しています(¥440〜)
実話ベースで特に作品として完成度を上げていないところに好感が持てます。
実際に自閉症の子供達と素人を起用していて
wikipediaにヴァランタン役の男性の印象的な言葉が掲載されています。
『ヴァランタン役のマルコ・ロカテッリは弟が深刻な自閉症であり、1人でオーディションに参加した際に「この映画に参加することで、弟に少しでも寄り添えるかもしれない。彼のことを愛せるようになれるかもしれない」と語っており』
とありました。素晴らしいお兄さんだと思います。
エンドロール最後の方に
『児童精神医療の支援団体閉鎖について
代替措置を講じられないため
特例で暫定的な運営を許可する
IGAS報告書
2017年4月17日』
『ダヴィド マテオ
サリマタ そして仲間たちに捧げる』とありました。
代替措置を講じられないため
とハッキリ認めているところが素晴らしいです。
日本では仕方なく最終的に無理やり言ってますと言う形でしか
こう言う事は認めないですよね。
日本なら書面には残さないと思います。
仕込まれた映画作品ではないので、クライマックスがどうだの
なんてのはありませんが良い作品でした。