Porte Bonheur

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映画:アマンダと僕

ストーリー
パリで便利屋として働く青年・ダヴィッドは、美しい女性・レナと出会い、恋に落ちる。穏やかで幸せな生活を送るダヴィッドだったが、突然の悲劇で姉が亡くなり、悲しみに暮れる。そして彼は、身寄りのなくなった姪・アマンダの世話を引き受けることに。

 

 

U-NEXTで2022年1月7日 23:59まで配信

 

 

GYAOで2022年11月6日(日) 23:59まで

 

いや〜アマンダの強さと2人の悲しみいろいろ

本当にいろいろ丁寧に描かれた作品でした。

 

アマンダはモードの家に行きたくない、今夜は叔父さんが良いと言って泣いたのに

自分からモードの家をノックし、振り返ってダヴィッドを抱きしめ

「よい夜を」と言ったシーン、

アマンダはなんて大人なんだと思いましたね。

心が綺麗だからこそ叔父さんを思いやったのでしょうね。

胸が苦しくなってしまいました。

女性だったらナントカしようと多分、友人との夕食を諦めるか連れて行くと思うけれど

子育て経験のないダヴィッドだから、見ていてもどかしいところがありました。

お互いのもどかしさがこの作品の味ですね。

 

アマンダとダヴィッドのやり取りは印象に残る言葉が多かったです。

「一緒にいることにお互い耐えられそう?」の問いに

アマンダが「今に分かるわ」と答えたり。

 

テニス観戦でママの席にそっとリュックを置いたシーン、ちょっと泣きそうになりました。

一緒に観に来るはずだった母がもういないと改めて強く感じたのでしょう

それが「エルヴィスは建物を出た もうどうにもならないわ」の様な言葉だったのだと思います。

 

アマンダはダヴィッドを支えましたが

これからはアリソンとダヴィッドの関係を支えて行くのでしょう。

 

この映画の最後に

撮影前に亡くなられた監督のお母様、

「シャンタル・アースに捧ぐ」とありました。

 

 

このアマンダ役のイゾール・ミュルトリエさん

これが演技初経験だそうで、テニス観戦の時の演技で信じられませんでした。

監督自らオーディションパンフレットを渡したそう。

お母様のアレクシア・ラロッシュ・ジュベールさんは

フランスでTV番組(おそらく)の司会者だそうで

お顔がソックリでした。

 

 

 

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