獄中にいたネルソン・マンデラと、ある看守との交流を描いたヒューマンドラマ
ストーリー
アパルトヘイト政策によって黒人が差別されていた南アフリカ共和国。ロベン島の刑務所に赴任したジェームズ・グレゴリーは、反政府運動の首謀者、ネルソン・マンデラの担当を命じられる。マンデラと接する中で、グレゴリーは彼の印象を新たにしていき…。
U-NEXTで2021年11月13日 23:59まで配信
https://video.unext.jp/title/SID0017042
やつと見られたー。
涙ぐみながら見る事になるかと思っていたけれど
しずかな作品でした。
あくまでも白人目線で描かれているとWikipediaにありましたが
まぁそうですね…でもそうしなければ
どこかで新たな憎しみを生んだかもしれないと思うと、これで良かったのではないかと思います。
人は胸の内を話し合ってみないと分からない。
ある程度は身なりに表れるけれど、弱いからこそ身なりが真逆な人もいる。
看守のジェームズ・グレゴリーの子供の頃の友達がコサ族だった事が、彼の目を開かせてくれたように思います。
途中からはグレゴリーかマンデラを尊称の「マディバ」で呼ぶようになっていたのも印象的でした。
原題はGoodbye Bafana
ラストを見ると、大切な友人とまた離ればなれになってしまうような気持ちたったのかな
と思えるタイトルですね。
どんな意味が込められていたのでしょう。
実話を元にした作品!!!って言う雰囲気バリバリの映画作品にもできたはずですが
あまり飾らずに仕上げているところ、監督に尊敬の念を抱きます。
このように、言いがかりに近い国の方針で
酷い扱いを受ける人がこの世からいなくなる事を望みます。
「ネルソン・マンでや釈放の真実」も見たいです。
そう言えば街に家族で出掛けた時のシーンで
向こうから歩いてくる男性がマシュー・マコノヒーさんに似てました。
このあと後ろ姿が映るだけで特に何かの役ではないのですが、似てるな〜と思って。