時代や運命に翻弄された少年たちの友情、絆、後悔や希望などを綴った感動ドラマ
ストーリー
まだ平和だったアフガニスタン。12歳のアミールは、ハッサンが街の不良から暴行を受けているところを見る。だが見ないふりをしたことから気まずさを感じ、距離を置くようになった。その後、ソ連のアフガニスタン侵攻が始まり、2人は離れ離れになってしまう。
U-NEXTで2021年9月19日 23:59まで配信
https://video.unext.jp/title/SID0037267
AmazonとGAOは¥299
ラストシーンの丘のソーラブがハッサンに見えました。
胸に突き刺さる言葉になりました。
ハッサン役のAhmad Khan Mahmoodzadaさんはもう1本映画に出演なさってるようですが
元俳優と検索に出るので今は何をなさってるんでしょうね。
あまりお顔が変わっていなくてつい、大人になった写真を見てもハッサン!と思っちゃいます。
現在は23歳とのことです。
ちょっと調べてみると、
撮影まであのシーンがある事を細かく知らされておらず、ズボンを脱ぐ設定だったのをお父様が拒否したとか。
本人もあのシーンがある事を知っていたら、役を引き受けなかったと言っているようです。
また、このシーンがキッカケで文化的誤解を招いたと
アフガニスタンで非難され、3年間安全のために家族でアラブへ行き
アフガニスタンへ戻ったけれど殺害の脅迫を受け(追放された?)スウェーデンに亡命されたようです。
でもそこまで現地民が同じアフガニスタン生まれの彼を非難するのは
実在する問題で口にする事がタブーな事だからではないでしょうか?
映画がキッカケでノルウェーに亡命できた「存在のない子供たち」のアル・ラフィーアさんや
かなり良い待遇で大学へ行けた「風をつかまえた少年」の実在の人物
ウィリアム・カムクワンバさんとは違った形での亡命になり
命の危険はなくなったかもしれませんが、祖国で疎ましがられての亡命と言うのは
自ら選択した訳ではないので、良かったねとは言えないですね。
生まれ故郷ですから、そんな形であとにしたのでは恋しくなる場面も多そうです。
ハッサンがあんな目に合って、子供同士なので驚いて
途中で調べたのですが、要は大人たちの中でこう言った事がまかり通っているので
子供達も真似たのかな?と考えました。
そうでないと一般的には抵抗のある事ですよね。
タブーとして伏せていなくてはいけない力が働いているから、こう言った事が無くならないのでしょう。
とても腹立たしい事です。