Porte Bonheur

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映画:サイモン・バーチ

ストーリー
体が極端に小さい上に病気を抱え、いつ亡くなってもおかしくないと医師に宣告されている少年サイモン。彼はジョーと親友同士になるが、ふとしたことから彼の母親の命を奪ってしまう。それでも固い友情で結ばれていたふたりだが、思わぬ事態に見舞われる。

 

U-NEXTで2021年6月30日 23:59まで配信

 

私はこんなに何か1つを信仰できるだろうか、そんな問いが浮かびました。。。

 

ジョーのこの語りがなんだか深く胸に届きました。

私も5歳になる年に母を失ったので分かる気がします。

「愛する者の死は

すぐに実感がわかない

郵便が来なくなるように

空白は ゆっくり忍び寄る

いちばん印象的なのは

母の香りだ

香りが消えていくのは

たまらない

クローゼットや引き出しから

母が自分で縫ったドレスから

そしてシーツや

枕カバーからも…」

 

それから

「大切な人の事、その時の空気や匂い、顔を覚えていたいのに鮮明でなくなる。

これが運命の時だと分かっていたなら

全てを焼き付けたのに」

と言うような事もジョーが語っていたのですが

これはとてもよく分かりますね。

私が生きる上で常々思い知り、

いかに記憶に残そうか、普通の人のように覚えていられるようにしようかと向き合った問題でもあるので。

(幼少期、すべての場所で悲惨な状態だったため、私の脳は対人での思い出を記憶しないようになってしまっています。それに気付けた時から大切なことは日記アプリに写真と共に残すようになりました。それが予習復習の作用となり、対人での思い出がだいぶ記憶に残るようになりました。)

 

僕は"本当の父"をみつける事ができた。

と言うひとこと、深かったなぁ。

彼の認める父は、サイモンに優しくしてくれた人であり

サイモンとの思い出のある人であり

自分の事をありのまま受け入れてくれる、そんな人だったのですね。

 

私も数年前に初めて父に会いました。

血縁上の父ですし家族としての愛はありますが

私の心の中の父は、幼い頃から支えてくれた兄でしかありません。

 

一般的な環境下で大人になった人達は、この作品をどんな風に見られるのだろう。

私の背景は物凄くダークサイドだったので、マッサラで見られなくて。

いつも、ふとそんな事を考えるのです。

 

エンディングの曲、MVがサイモンバーチの映像が織り込まれていて

もうそれだけで涙が。

 

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