舞台は1983年のイタリア―ミラノ。型破りな活動で労働組合を追い出された熱血男・ネッロが行き着いた先は、精神病院の閉鎖によって社会に出ることになった元患者たちの協同組合だった。オカド違いな組合の運営を任されたネッロは、精神病の知識が全くないにも関わらず、持ち前の熱血ぶりを発揮。個性が強すぎて社会に馴染めない元患者たちに、“シゴトでオカネを稼ぐ”ことを持ちかける。すぐに手が出るキレやすい男、彼氏が100人いるという妄想を持つ女、UFOが年金を支給してくれていると信じる男… そんな一筋縄ではいかない面々とネッロは、ドタバタなトラブルを巻き起こしながら、無謀ともいえる事業に突っ走っていくが―。
GYAOで2021年3月23日(火) 23:59まで配信
イタリアのノンチェッロ協同組合の話をかなり真実を盛り込んで作られた作品。
久々に良い作品に触れる事ができて、見れた事に感謝します。
原題の「Si può fare(やればできる)」のままがとても真っ直ぐで素敵な言葉だから良かったのになと思う。
最後のこの言葉が素敵でした。
『今日イタリアで2500余の社会連帯組合が存在し
約3万人の異なるかたちで能力を持つ組合員が働いている
本作は彼らすべてに捧げられる』