ゼゼ・ヂ・カマルゴ&ルシアーノと言うブラジルのトップミュージシャンと
その家族の半生を描いた作品。
この2人の事は知らなかったし、知識0で観てみましたが
それでも、とても良かったです。
本当に最後に実際の二人の映像になって2005年のライブ映像がみられるのですが
涙が溢れました。
自分たちの社会での位置づけを客観視し、子供に何かを与える事は素晴らしいと思います。
それで子供も楽しんでやっているのなら、そのまま続くかぎり続けさせる事は
子供を救う手段でもありますね。
周りが変だと言っても1つの事を続ける事、
それはその人の一部となりやがてスキルとなっていつか自身の助けになるのだと
改めて思いました。
監督の「結果としてゼゼを知らない人でも共感でき、すべての人に向けた素晴らしい家族の話にすることができた」と言う言葉に納得。
U-NEXTで2020年6月30日 23:59まで配信
主演の男の子(幼少期の長男役)ダブリオ・モレイラさんは
この作品がはじめての演技だったようですが
今はミュージシャンになられたのですね。
1本の映画への出演で、この人自身も人生が変わったんですね。
幼少期のエミヴァル役のマルコス・エンヒケさんもミュージシャンになられたようですね。
なんだか息子の成長を喜んでるような気分になります。
後日、改めて彼らのそれからや
ゼゼ・ヂ・カマルゴの曲を聴いてみたいと思います。